外装材は、紫外線や風雨・雪・騒音・延焼などから住まいを守ると同時に、住まいの寿命にも関わる重要な建材。
選ぶ際には、耐候性や耐久性、耐水性、遮音性、断熱性、耐火性、メンテナンス性など様々なの性能のチェックが大切です。
また、色やデザイン、テクスチャーによって、住まいの印象を左右し、周辺の街並みにも影響を与えるので、 デザイン性にも配慮が必要です。
もちろんコストや敷地の環境も意識しておきたいポイントでしょう。

≪外装材の主な種類≫

  • サイディング
    良い所は、
    □施工性が高い
    □品質が均一
    □比較的低価格
    □亀裂が入りにくいなど。
    デザインも、タイル風、石積み風、板張り風と多様で、
    一目見ただけでは本物と区別がつかない程の風合いを持つ商品もあります。
    既存の壁の上に貼り付けることができるなど、リフォーム向けの商品も多くなってきています。
    亀裂の心配はありませんが、色あせや汚れが目立つ場合は再塗装が必要です。
  • 塗り壁・モルタル
    セメントと砂、混和材を混ぜ、水を加えて練ったモルタルを
    下地に樹脂系の素材や漆喰、珪藻土を塗装とする方法です。
    コテやローラーの仕上げ方によってさまざまな表情が生まれ、
    その独特の風合いや温かみは他の外装材にはない大きな魅力。
    最近は健康住宅への関心の高まりや環境への配慮から、
    漆喰や珪藻土といった自然素材の塗り壁も増えています。
    メンテナンスとしては、時間がたつと亀裂が出てくることもあるので5~10年程度で、
    再塗装や修繕の検討を。
  • タイル
    粘土を主原料に各種の鉱物を混ぜて板状に成形し、焼成した素材。
    外壁だけではなく、床や内装にも用いられるおなじみの素材です。
    耐久性、耐火性に優れており、劣化の心配もいらないのでメンテナンスに手間がかからない所が魅力。
    塗り壁の一部にアクセントとして使うと、個性を出すことができます。
    他の材料に比べるとコストは少し高めと言えますが、
    高級感・重厚感は圧倒的で、家の雰囲気がとても良くなります。
  • レンガ・ブリック
    レンガやブリックで仕上た外観は、欧米の邸宅を思わせる仕上がりになり、
    輸入住宅などを中心に用いられています。
    軽量化したり、形状を工夫するなどで施工性を高めた商品も出てきました。
    アンティークレンガ風などバリエーションも広がり、デザインも豊富になっています。
  • ガルバリウム鋼板
    ガルバリウム鋼板(略称:ガルバ)は、金属素材の一種。
    なんといっても独特の雰囲気を演出できるのが、最大の魅力ではないでしょうか。
    シンプル・モダン・都会的・シャープ・スタイリッシュといったイメージの外観を演出できます。
    金属系ですが、錆びには強く軽量であるため耐震性に優れています。
    耐用年数も長い傾向にはありますが、衝撃には弱いため傷や凹みには注意が必要です。


≪色やデザインで失敗しないポイント≫

外壁の小さなサンプルで見ている色と、実際仕上り広い面で見る色とは、壁紙の時以上によりも異なります。
太陽の光に当たると、結構明るく見えるので薄いグレーなどはほとんど白に見えることも。
ツートンカラーをご希望の方は、サンプル時に濃淡をハッキリさせたほうが、ぼやけずに仕上がります。
実際は、サンプルで見ている色よりも1トーン明るく、
鮮やかに仕上がると考えて頂きお選びになると、イメージ通りに近づくと思います。

  • また、街で理想に近い色やデザインを見かけた場合、私達にお知らせください。
    イメージが伝わりやすいので、理想に近づきます。

    デザインはどんな感じになるか想像しにくいという方は
    各メーカーのホームページで、シュミレーションが出来るので、
    イメージ作りの参考になさってください。



≪断熱材リフォーム≫

外壁をリフォームする際、一緒に考えて頂きたいのが断熱です。
断熱は、寒い冬を暖かく過ごすために必要なこと、と思っていませんか?
もちろん、冬場の冷たい空気の侵入を防ぐことも目的ですが、
夏場の暑い空気の侵入を防ぐことも重要なことです。

  • 屋根裏や床、壁の柱の間に断熱材を隙間なく入れていく方法(充填断熱方法)や、
    柱の上から断熱材を貼る外張断熱方法がありますが、どちらが優れているか等はありません。
    どちらも一年中、家全体を快適な温度で過ごす事が出来ます。
    また、建物本体の耐久性を高めたり、
    エアコンなどのエネルギーを使用することが少なくなるといったエコにもつながります。


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